【物理】 反磁性体とされてきた金(Au)が実は磁性体 高輝度光科学研究センター(JASRI)らが発見
高輝度光科学研究センター(JASRI)は1月23日、北陸先端科学技術大学院大学や香川大学、秋田大学、スペイン20+ 件・バスク州立大学らと共同で、
金にこれまで検出されていなかった新たな磁気的性質があることを発見したことを発表した。
発見はJASRI利用研究促進部門の鈴木基寛主幹研究員らの国際共同研究グループによるもので、成果は米科学雑誌「Physical Review Letters」オンライン版に日本時間1月25日に掲載された。
金は古くから研究されてきたこともあり、その物理的・化学的な性質はよく理解されている。錆びにくく酸などにも侵されにくく、そして軟らかくて加工しやすい、電気をよく通す、などといった性質から工業的にも多彩な応用が展開されている。
特に近年はハイテク材料としての利用が注目されており、鉄やコバルトといった磁性体と組み合わせることで磁気記録材料としての応用も検討されてるところである。
さらには、金をナノサイズの粒子にすると強い磁性を持つことが最近の研究で明らかになり、学術的にも応用の面でも興味を持たれている次第だ。
しかし、単体の金は代表的な「反磁性体」(反磁性とは、物質に磁場を加えた時に外からの磁場と反対方向に磁化が生じる現象のこと)として知られており、それ自身では磁石となるような強い磁性は持たないと考えられてきた。なぜ磁石の性質を持たない金がナノサイズになると磁石になるのかはこれまで未解決だったが、
今回の研究によってその謎を解き明かされたのである。
今回の研究では、マクロな大きさを持つ単体の金でさえも、常磁性といわれる明確な磁気的性質を持つことを明らかにした。大型放射光施設「SPring-8」では、放射光X線を物質に照射してそのX線吸収量(吸収スペクトル)を測定することで、試料の磁性を評価することが可能となる。
その測定は、磁性材料ビームライン「BL39XU」の「円偏光」(電界や磁界が螺旋状に回転しながら伝わる電磁波のこと)を用いており、「X線磁気円二色性分光測定(XMCD)」と呼ばれる。
XMCD測定法の1つ目の特徴は、高感度に微弱な磁気信号を測定できることで、その検出感度は高く、鉄の磁性に比べて10万分の1の大きさの信号まで検出を行える。
また、この手法のもう1つの特徴は、強磁性や常磁性といった電子スピンの関与する磁気的状態にだけ感度があり、反磁性の状態は検出されないこと。
放射光以外の従来の測定法では、すべての種類の磁気信号を区別せずに測定してしまうため、金の磁気的応答の内で最も大きな反磁性信号しか検出できなかった。
しかし、放射光を使った高感度XMCD測定により、反磁性信号に邪魔されることなく、より微弱な常磁性信号も確認できるようになったのである。
なお電子スピンとは、電子の1個1個が持っているミクロな磁石としての性質のことで、簡単にいうと電子の運動のことだ。磁性を持たない物質では、電子スピン=ミクロ磁石の向きがそろっていないため、磁石の性質は平均化されてゼロとなって、表には現れないという理屈である。
磁性体では、一定の数の電子スピンが同じ方向にそろっているため、電子の持つ磁石の性質がマクロな大きさにまで現れるというわけだ。
また、電子が原子核を周回する際の軌道運動もミクロ磁石として寄与する。スピンに対する軌道運動の割合が大きいと、その物質の磁化が特定の方向に向きやすくなる仕組みだ。
この性質を磁気異方性と呼び、磁気記録材料において重要な性質である。
2 :モグモグプフーφ ★:2012/01/24(火) 21:54:14.86 ID:???
■続き
実験で得られたスペクトルの解析によって、金の磁気的状態の詳細な情報が得られた。
具体的には、金は本質的には外から加えた磁場と同じ方向に磁化すること、
その磁化の大きさは磁場に対して完全に比例して変化することがわかった。
また、摂氏20℃から-271℃まで試料の温度を変化させても、その磁化の大きさは変化しないという結果も得られた。
これらの情報から、金は「パウリ常磁性」という、金属に特有の磁性を示すことが判明したというわけだ。
さらに、磁性のもとになっているのは、金の5d軌道の伝導電子であること、電子のスピンと電子の軌道運動の両方が磁性に寄与していることも明らかとなった。
軌道運動の成分の割合はスピン成分に対して30%ほどの大きさであり、その割合は鉄などの磁性体と比べて10倍も大きく、金という物質に特徴的な性質であることもわかったのである。
ナノ粒子の金についても同様の解析を行ったところ、やはり軌道運動による磁性の成分が30%あり、単体の金の結果とよく一致した。この一致から、電子の軌道運動は、
電子スピンを特定の方向に向かせる作用を持つため、大きな軌道成分がナノ粒子の強い磁性の起源の1つであることが確認されたというわけだ。ナノ粒子の金が強い磁性を持つ理由は、
金という物質そのものに存在する隠れた磁気的性質にあったのである。
金の常識的な特性として、教科書にも反磁性体として記されてきたが、今回の発見はこの常識に一石を投じる形だ。しかも、金ナノ粒子の磁気的性質にはまだ解明されていない部分があり、
今回の成果によってその理解が進むものと、研究グループでは期待を示している。
これまでのナノ粒子の研究では、粒子の大きさ、結晶構造や粒子の形状、粒子の表面原子の性質、あるいは粒子の周りに配位した有機分子との作用に注目して、
その磁性が議論されてきた。今回発見された電子の軌道運動という金自体が持つ性質を考慮に入れることで、ナノ粒子の磁性解明の大きな手がかりが得られる可能性があるという。
さらには、金だけでなく白金など貴金属のナノ粒子の磁気的メカニズムに対する理解が促進されることも考えられ、将来的にはこれらのナノ粒子を記録単位とした
超高密度磁気記録への応用も期待されると研究グループではコメントしている。
【宇宙】宇宙の周縁にあると考えられた未知の構造「暗黒流動」、超新星のデータが存在を否定
宇宙の外側にある観測不能な未知の構造が引き起こすと考えられている「暗黒流動(ダークフロー)」。
しかし、カナダ、ウォータールー大学の研究チームが、その存在に疑問を投げかけた。物質が同一方向に移動する不可解な動きを、超新星と既存の物理法則を用いて再検証したという。
2008年、アメリカ、メリーランド州にあるNASAゴダード宇宙飛行センターの天体物理学者アレキサンダー・
カシリンスキー氏らは、数百個の銀河団を測定し、観測可能な宇宙で、あらゆる物質が時速320万キロで同一方向に流れる暗黒流動を発見。既知の宇宙の先でも同様だと考えられている。
この発見は、全宇宙質量の分布状況からは説明がつかなかった。そこで同チームは、ビッグバン直後に物質の塊が既知の宇宙の外に押し出され、その引力が宇宙を牽引している可能性があると考えた。
2010年、同チームは2つ目の研究成果を発表。前回の2倍の数の銀河団を追跡調査した結果、暗黒流動は以前の報告よりもさらに遠く、地球から25億光年以上離れた宇宙まで及ぶ説を提唱した。
「正しいとすれば、暗黒流動は宇宙の概念を根本から覆す」とカシリンスキー氏は言う。既知の宇宙の外側に
大質量の構造が存在すれば、私たちの住む宇宙が“多世界宇宙(multiverse)”というさらに大きな宇宙の一部であることの裏付けになるからだ。
◆やはり他に宇宙はなかった?
銀河団ではなく超新星を分析したウォータールー大学の研究でも、同一方向に流れる物質の動きが検出された。
しかし、超新星のデータからは、この物質は地球から約2億4000万光年先をわずか時速90万キロほどで移動していることが示された。「ビッグバン理論の標準モデルから予想される値よりもわずかに速い。しかし、
宇宙の標準的な方程式と一貫しており、その差はたいした問題ではない」と研究責任者のスティーブン・
ターンブル氏は説明する。
この流れの発生要因は宇宙の外からの力ではないという。宇宙内に存在する1個の巨大な超銀河団、複数の超銀河団からなる集合体、あるいは、まだ観測されていないが識別可能な物体などの引力に影響されていると説明できる。
そうであれば、この流動は“暗黒(ダーク)”ではない。既存のモデルでは説明できない論点を示す場合、
物理学では暗黒という言葉を良く使う。
◆超新星が暗黒流動に光を照らす
カシリンスキー氏による暗黒流動の研究では、宇宙マイクロ波背景放射(CMB)のわずかな温度変化の観測によって銀河団の動きをとらえた。CMBはビッグバンのわずか38万年後に放射されたマイクロ波とみられており、現在も宇宙を飛び交っている。
(>>2以降に続く)
スレ注 元記事「on the outskirts of creation」をナショジオの翻訳者が「宇宙の外側」と訳しています。
▽記事引用元 ナショナルジオグラフィック ニュース
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20120123001&expand#title
英文記事 Unknown "Structures" Not Tugging on the Universe After All?
http://news.nationalgeographic.com/news/2012/01/120120-dark-flow-universe-multiverse-supernovas-space-science/
▽画像 宇宙に浮かぶ赤いガスの球体。近傍銀河で爆発したIa型超新星の残骸である。
http://images.nationalgeographic.com/wpf/media-live/photos/000/472/overrides/dark-versus-cosmic-flow_47214_600x450.jpg
▽arXiv.org掲載の論文要旨 Cosmic flows in the nearby universe from Type Ia Supernovae
http://arxiv.org/abs/1111.0631
2 :星降るφ ★:2012/01/24(火) 12:36:39.59 ID:???
(>>1からの続き)
CMBは、銀河団内部のガスを通過すると温度が上がる。同チームはこの温度変化を観測して、銀河団の
移動方向と速度を追跡した。
一方、ターンブル氏はIa型超新星に焦点を当てた。Ia型超新星はどれも明るさがほぼ同じなので、宇宙の
異なる場所にある物質の速度を測る指標「標準光源」として利用されている。
ターンブル氏の研究チームは、245個のIa型超新星のデータを分析し、半径約2億4000万光年の仮想球内における物質の集団運動を導き出した。「ある一定方向に動く時速は、89万6000キロだった。ただし、上下に
時速27万4000キロの幅がある」とターンブル氏は述べる。
この発見に対してNASAのカシリンスキー氏は、「動きの幅など、私たちの理論と矛盾する重要な点がいくつかある。今後検証して1~2年以内にはっきりさせたい」と語っている。
一方、ターンブル氏は、「測定の対象である銀河団と超新星は規模が異なるため、両方の結果は両立しにくいだろう。しかし、可能性はゼロではない」と話している。
この研究成果は、2011年12月にWebサイト「arXiv.org」に投稿されており、「Monthly Notices of the Royal
Astronomical Society」誌でも掲載される予定である。
(記事引用ここまで)
電圧で磁石のNS反転に成功 阪大チーム 省電力メモリー開発に期待
サブナノ秒の電圧パルスで磁極の歳差運動を利用した磁石の高速NS反転に成功 省
電力メモリー開発に期待―阪大チーム
鉄とコバルトの非常に薄い合金でできた磁石に、ごく短時間電圧をかけることで、N極とS極の磁性を自在に反転させることに大阪大のチームが成功した。
パソコンのメモリーとして現在主流のコンデンサーは、記録を維持するため常に電力を消費するが、磁石をメモリーに使えれば記録の維持に電力は不要となる。
大幅な節電になり、パソコンの電池の持ちを長くすることもできるという。
鈴木義茂大阪大教授は「大きな問題となっているIT機器の電力消費を大幅に削減できるかもしれない」としている。
鉄とコバルトの合金は、磁石として一般的に使われている。
成果は英科学誌ネイチャーマテリアルズ電子版に掲載された。
【資源】 愛知沖で世界初の本格メタンハイドレート試掘…2月中旬にも
- 1 やるっきゃ騎士φ ★:2012/01/19(木) 09:45:50.45 ID:???
政府は18日、日本の排他的経済水域(EEZ)内である愛知県渥美半島の南方沖70~80キロ・メートルの海底で、2月中旬をメドにメタンハイドレート掘削試験に入る方針を固めた。
次世代のエネルギー源として期待されるメタンハイドレートの海底掘削を本格的に実施するのは世界で初めて。
政府は来年には実際に採掘し、ガスを生産する試験を行う予定だ。
今回掘削を行う周辺海域には、日本の天然ガス消費量の十数年分と見込まれる約1兆立方メートルのメタンハイドレートが埋蔵されているとみられる「東部南海トラフ海域」があり、掘削試験の対象地点として有望だと判断した。
2011年度予算に関連経費として89億円を計上している。
液化天然ガス(LNG)は09年度の国内の発電電力量に占める割合が29・4%で、原子力(29・2%)や石炭(24・7%)、石油(7・6%)を上回っている。
東京電力福島第一原子力発電所事故を受け、政府は原子力発電への依存度を長期的に下げる方針で、メタンハイドレートの商業化が実現すれば、我が国の電力供給体制の安定化に大きく貢献することが予想される。
◆メタンハイドレート=メタンガスと水が結晶化した氷状の物質。
深海底や永久凍土層のような低温高圧の地中に分布しており、
1立方メートルあたり160~170立方メートルのメタンガスを含んでいる。
普段は固体の状態となっているうえ、不安定で気化しやすいため、採掘が難しい。
1ビットをわずか12個の原子で記録する「世界最小の磁気記憶素子」が発明される
米IBM社の研究者らが、1ビット分のデータをわずか12個の原子に記録できる技術を開発した。
一般的な記憶装置の場合1ビットにつき原子が80万個は必要であり、12個の原子から記録装置を作成すれば現在のディスクよりはるかに小さなサイズになる。
12個の原子が8セット並んでいる。他のでっぱりは関係のないキセノンの原子。
米IBM社は1月12日(米国時間)、12個の原子の表面に1ビット分のデータを記録する技術を開発したと発表した。
世界最小の磁気記憶装置を作ることが可能になる技術だ。
物理学者はこれまで、磁気記憶素子をどこまで小さくすると量子力学の法則が優勢になり、データを確実に記録することができなくなるかについてはっきりわかっていなかった。
例えば、並べる原子の数を8個にした場合、安定的な磁性状態を保つことがまったくできなくなると、今回の発見に関わったIBM社の研究者アンドレアス・ハインリッヒは説明する。
「そのようなシステムでは、あるひとつの状態から別の状態への変化が、データ記憶装置とは言えないほど短い間に、そしてまったく自然発生的に、次々と発生する。
変化の回数は1秒あたり1000回に達するかもしれない」
もう1つの問題は、隣接するデータのビットが互いに干渉しないようにする方法だ。
現在のハードディスクは、強磁性構造として知られる構造にデータを記録している。
その原理は、方位磁針や冷蔵庫用マグネットと同じで、大量の原子がすべて同じ磁場方向を向く形で存在している。
だが、IBM社が開発した12個の原子から成るデータ記録装置は反強磁性構造を採用しており、隣接する原子が互いに反対の方向に向いている。
これは原子が互いに干渉しないようにするためであり、一度にわずか12個の原子でデータを記録するには重要な特性となる。
「強磁性体では、原子が一緒になって大きなスピンが発生し、その大きなスピンが隣の大きなスピンと相互に作用する。その結果、原子を個々に制御することができなくなる。反強磁性では大きなスピンは発生しないので、原子を密接させることができる」とハインリッヒ氏は説明する。
12個の原子から記録装置を作成すれば、現在のディスクよりはるかに小さなサイズになる。
ハインリッヒ氏と親交があり、ハードディスク・メーカーの日立製作所に務める技術者らの推測では、同社の記憶装置の場合、1ビットにつき原子が80万個は必要になるという。
ただし、この新しい記憶装置が動作する温度は1ケルビン(摂氏マイナス272.15度)だ。
これを常温で動作するようにした場合、1ビットにつき約150個の原子が必要になるとハインリッヒ氏は考えている。
なお、ハインリッヒ氏は研究に走査型トンネル顕微鏡(STM)を使用した。
これはIBM社の研究者らが30年前に考案したもので、原子レベルの観測が可能だ。
ホーキング博士「宇宙最大の謎は女性。彼らは完全なるミステリーだ」
「車椅子の物理学者」として知られる英国のスティーブン・ホーキング博士(69)が科学誌のインタビューで、
宇宙最大のミステリーは「女性」だと答えた。
ホーキング博士は8日に70回目の誕生日を迎えるのを前に、英ニュー・サイエンティスト誌の取材に応じ、
これまで犯した最も大きな失敗や近代科学への期待などについて話した。
その中で博士は、最も思考をめぐらすのはどういう問題かと聞かれ、「女性。彼らは完全なるミステリーだ」
と語った。
1988年の著書「ホーキング、宇宙を語る」で一躍世界中に知られたホーキング博士は、8日に誕生日を
記念してケンブリッジ大学で開かれる公開シンポジウムに参加する予定。
http://sankei.jp.msn.com/science/news/120107/scn12010708240001-n1.htm
日本が誇る次世代ロケット・イプシロンは開発者が「ロボケット」と命名する世界初の半自律型ロケット
1 そーきそばΦ ★:2012/01/09(月) 22:06:38.49 ID:???0
「新世代のロケット」と期待が集まっている。来年の夏、肝付町の内之浦宇宙空間観測所でM5ロケットに代わる小型の固体燃料ロケット、イプシロンが打ち上げられる。
開発に携わる研究者が鹿児島市で講演を行った。
講演を行ったのはJAXA宇宙航空研究開発機構の森田泰弘さん。
森田さんは2006年まで内之浦宇宙空間観測所から打上げられていたM5ロケットの後継機、イプシロンの開発責任者。
イプシロンの全長は24メートルでM5ロケットの約3分の2の大きさ。
打ち上げにかかる費用は約半分の38億円。短期間かつ低コストで作ることによって打ち上げの頻度をあげる狙いがある。
また、イプシロンには発射までの点検作業を自動で行う世界初の技術も導入される。
森田さんは「鉄腕アトムのように知能を持ったロボットのようなロケット、『ロボケット構想』と呼んでいる」と話す。
最終的には1年に2基ぐらいの頻度で打ち上げることが目標だという。
イプシロンは金星や木星などを遠隔観測する小型衛星を搭載し来年の夏、打ち上げられる。
【科学】宇宙からの素粒子「ミュー粒子」利用、福島原発炉心の透視作戦…名古屋大学グループ
東電などは同原発の廃炉に向け、今後10年以内に溶融燃料の取り出しに着手する計画で、それまでに燃料の位置を把握する必要があり、この技術開発を国も後押ししている。
グループは、同原発の放射線量が下がって、現場での作業が可能になれば実用化の研究に移る。
開発を進めているのは、名古屋大素粒子宇宙起源研究機構の中村光広准教授らのグループ。
レントゲンのエックス線の代わりに、素粒子の一種「ミュー粒子」を使う。この粒子は物質を貫通する力が強い一方、通り抜ける物質の密度が高いほど吸収され、数が減る。
このため、原子炉内を通過する粒子を観測すると、炉内密度の違いがわかる。
総面積1平方メートルの特殊なフィルムを原子炉の近くに設置。粒子の痕跡を写し出して内部を画像化する。
核燃料は鉄などの炉の材料に比べて密度が高く、燃料のある部分はフィルムに淡く写り、
溶融燃料の位置や形状が鮮明にわかることが期待される。
◆ミュー粒子=物質を構成する12種類の素粒子の一つ。電子とほぼ同じ性質で、質量は電子の約200倍。
宇宙からの放射線が大気と衝突する時に発生する。手のひらに毎秒約1個の割合で降ってくる。
(2012年1月7日14時33分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20120107-OYT1T00500.htm
【科学】アメリカ・コーネル大学の研究チーム、光を曲げて時間の“穴"を作りだす手法で時間を完全に止める実験に成功
そして今回、アメリカ、コーネル大学の研究チームは時間を完全に止める実験に成功したという。
光を曲げて時間の“穴”を作りだす手法で、少なくとも見かけ上は時間が止まるそうだ。
この実験は、可視光線を屈折させて物体を見えなくする“透明マント”の研究成果に基づいている。
光が物体に当たらず避けて通った場合、その光は散乱も反射もしないため物体は不可視となる。
これが透明マントの発想だ。
研究チームは、この概念を応用して時間の“穴”を作り出すことに成功した。
ただし約40ピコ秒(1兆分の40秒)と極めて短い。
「光の速度を上げ下げして時間的な歪みを生じさせれば、時間領域で光線にギャップが生まれる。
その瞬間に起きた事象は光を散乱させず見えないため、起こらなかったも同然になる」と、研究に参加したコーネル大学の物理学者アレックス・ガエータ(Alex Gaeta)氏は解説する。
「例えば、貴重な展示物を守る博物館の防犯装置を考えてほしい。
行き交うレーザー光線を犯人が横切ると、検出器が反応して警報が鳴るシステムだ」。
「しかし、光線の一部で速度を上げ、別の部分で速度を落とせば、瞬間的に光線が途切れることになる。
このタイミングなら誰でも通り抜け可能だ。直後にすべての速度を正常に戻せば光線は元通り。
検出器は“異常なし”と判断してしまう」。
ナショナルジオグラフィック 2012/01/05
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20120105001&expand#title
時間停止実験では、プローブめがけてレーザー光線を照射。
光線は「時間レンズ」という装置を通る設定にした。
従来の光学レンズを通った光は空間的に屈折するが、時間レンズでは時間的分布が変化する。
「光線の時間的な特性をコントロールできる。
時間領域で光を歪めて、実験のように時間の空白を生むことが可能だ」とガエータ氏は語る。
研究に参加したコーネル大学応用工学物理学部(School of Applied and Engineering Physics)のモティ・フリードマン氏は、特殊なガラス光ファイバーを用いた実験手法を考案。
プローブめがけて照射したレーザー光線と強力なパルスレーザー(細かく点滅するレーザー)を、その中で交差させた。
「光線の周波数と波長が変わり、スピードも変化した。これで時間のギャップが生まれた」と同氏は説明する。
時間の穴が生じた直後に第2のパルスレーザーで変化を解消すると、光線の特性は元に戻った。
この実験では、時間の穴で起こった事象はプローブで検出されなかった。
◆時間版“透明マント”のこれから
研究はまだ初期段階だが、時間の操作手法が確立されれば各種応用が期待できる。
「応用するには、まず時間の穴を大幅に拡張しなければならない。
あらゆる方向から当たる光で同様の結果を得られるよう、3次元での実証も不可欠だ」とアメリカ、ロチェスター大学光学研究所のジーミン・シー(Zhimin Shi)氏はコメントする。
「しかし、コーネル大学チームの実験は、最初の一歩として非常に意義深い。
われわれの暮らす時空の解明がさらに進んだと言える」。
実験の詳細は、「Nature」誌の1月5日号に掲載されている。
【動画】 超電導を利用して再現した反重力ミニ四駆 「ワイプアウト」が凄い これは完全に未来
超伝導を使って反重力レーシングゲーム「ワイプアウト」を再現(動画)
北陸先端科学技術大学院大学による、反重力レーシングゲーム「ワイプアウト」を再現した動画です。
超伝導の「ピン止め効果」研究の一環として、作成されました。このレーストラックを作成した研究チームは、近い将来、実物大のワイプアウトレースが可能になるだろうと予想しています。
レーシングカーから吐き出される白い冷気がレースの雰囲気をさらに盛り上げています。
今は液体窒素を使っていますが、超伝導がもう少し高い温度で発生させられるようになれば、子どものオモチャくらいのレベルなら、すぐに作れそうですよ。
リニアモーターカーくらいの速度が出そうなので、モーターカーに代わる次世代のレースカーとしても、もってこいですが...、人間が搭乗するのは、まだまだ先の話になりそうです。
※実際に走り始めるのは0:40辺りから
彗星、太陽からまさかの脱出…専門家「マジで度肝を抜かれた」
米航空宇宙局(NASA)は太陽のすぐ近くを通過した後、無事「脱出」に成功した彗星(すいせい)の映像を公開した。彗星は主に氷でできており、太陽に接近しすぎると数百万度もある太陽の高層大気(コロナ)の影響で消滅するのが普通だが、 特別に運がよかったらしい。
「ラブジョイ彗星」と呼ばれるこの彗星は、太陽のすぐ近くを通る軌道を持つ「クロイツ群」と呼ばれる仲間の一つで、オーストラリアのアマチュア天文ファンが昨年12月2日に発見したばかり。実際、同16日、
日本の太陽観測衛星「ひので」などが太陽に最接近するところを観測した。
そのまま消滅すると思われていたが、約1時間後に奇跡的に太陽の反対側から出てきた
ところを五つの衛星が観測した。NASAは「マジで度肝を抜かれた」との専門家の
コメントを紹介している。
ラブジョイ彗星は今回、太陽表面まで約14万キロ(地球と月の距離の3分の1程度)以内
まで接近したと考えられている。
http://www.asahi.com/science/update/0102/TKY201201020143.html
巨大な太陽光発電所を月に建設する構想 清水建設が提唱
人を幸せにする技術:清水建設 月にメガソーラー構想
昨年は、東日本大震災と原子力発電所の事故で、エネルギー問題を考え直す年になった。その一方で、将来にわたってエネルギー問題を一挙解決できるかもしれない夢の技術についても構想や開発が進んでいる。日本発の技術が世界のエネルギー問題の解決に大きく貢献する日が来るかもしれない。
一般家庭以外に、遊休地に太陽光パネルを敷き詰めるメガソーラーも広がりつつあるなか、
巨大な太陽光発電所を月に建設するという構想がある。大手ゼネコンの清水建設が提唱
する「ルナリング」構想だ。
月の中心の赤道上は、どの部分かはほぼ常に太陽からの光が当たっている。
これを利用するため、月の外周(約1万1000キロ)に太陽光パネルを敷き詰めて発電し、
マイクロ波やレーザー光に変換して約38万キロ離れた地球に届ける構想だ。
発電効率を4%程度と仮定すると、幅400キロの太陽光パネルの帯を月面に敷けば、
世界で使う年間の総エネルギーを賄うのに必要な8.8テラワット(1テラワットは10億
キロワット)を確保できるという。
課題は、言うまでもなくコストだ。月に建設資材を運ぶには、重さ1キロあたり1億円かかる。不確定要素が多いため総額は計算できないが、膨大な額になる。実現には、
宇宙航空研究開発機構(JAXA)や米航空宇宙局(NASA)など世界の英知と
資金を集中させる必要がある。
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20111230mog00m040018000c.html
【日本始まった】世界初!藻の油70%混ぜ車走行に成功
世界初、藻の油70%混ぜ車走行に成功
筑波大学の渡邉信教授の研究チームと自動車メーカーのマツダが先月、水中などに生息する「藻」から採りだした
油を軽油に70%混ぜて、車を走らせるという実験を行ないました。
実験は成功。国際藻類学会によりますと、「70%」という高い割合で藻の燃料を使い、乗用車を動かす走行実験は、これが世界で初めてということです。(01日19:07)
【変態ジャパン】指紋認証ならぬ“尻認証”技術を開発。産業技術大学院大
2011.12.28
産業技術大学院大学の研究チームが、尻の形状で生体認証する技術を開発。
生体認証とは人間の身体的特徴や行動的特徴を用いて行う個人認証技術。
車の盗難防止システムなどへの応用が期待されます。さらに、尻でPCにオート
ログインすることでオフィスなどでの個人認証へ利用できます。
今回、研究チームが6名でこの技術をテストをしたところ、98%の確率で正しく認識
できたとのこと。圧力センサを用いた座面の圧力分布から個人を識別しているようですが、
財布やiPhoneを尻ポッケに突っ込む派とか、時期によって太ったり痩せたり劇的
ビフォーアフターしちゃった人とかは認識出来るのでしょうか? とりま座る時は
尻ポッケからは物を抜いておきましょう。
修行をつめば人間でも尻を見るだけでどのグラビアアイドルかぐらいは認証できないだろうか。
尻の圧力で識別出来るスキル欲しいなぁ。識別させて欲しいなぁ。
尻でPCにオートログイン。尻で生体認証する技術を開発。産業技術大学院大 : ギズモード・ジャパン
http://www.gizmodo.jp/2011/12/pc_59.html
【速報】空気感染で人類の半数以上が死亡するウイルスが作られる 研究所は世界中から猛批判を受ける
オランダのエラスムス医学センターのウイルス学者であるRon Fouchier教授のチームが、フェレットへの感染実験を10回繰り返し、容易に空気感染(飛沫感染)して感染相手を高率に死に追いやる変異ウイルスを作成した。
フェレットは免疫システムが人と似ているため、インフルエンザウイルスの感染実験に使われるが、そこで示される感染性と病原性は人でもほぼ類似していると考えられている。
H5N1鳥インフルエンザウイルスは人には未だ感染しにくく、世界での感染例は現在まで571例であるが、その60%近くで死亡している。ただしこの致死率は国によって異なり、インドネシアでは82%と脅威的に高率となっている。
発表内容によると作成ウイルスは、オリジナルのウイルスと等しい致死率をフェレットで示したとされるから、このウイルスが試験官外に漏れるか、または他の場所でテロを目的として作成されると、地球上の人間の半数以上が死亡する危険性がある。
同チームの研究結果は米国の超一流科学雑誌である”Science”に投稿されているが、雑誌編集部はその発表の危険性を考慮して、米国連邦政府顧問委員会の一つである”バイオセキュリティー科学顧問委員会(NSABB)”に評価を依頼している。
なお現在同雑誌編集部が掲載を保留して、NSABBに出版の妥当性の検討を依頼している論文に、東京医科研の河岡義裕教授のものもあるとされる。同研究は米国ウイスコンシン大学との共同研究であるが、内容はオランダチームのそれと類似しており、人に感染するH5N1ウイルス変異をテーマにしているとされる。内容は公表されていない。
イカソース
http://blogos.com/article/26193/
『ねぇ、秒速1500kmなんだって』 『え、なに?』 『銀河の衝突するスピード。秒速1500キロメートル。』
X線天文衛星「すざく」、2つの銀河団が秒速1500kmで衝突している現場を観測
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は11月24日、X線天文衛星「すざく」が、「Abell2256」という銀河団をX線で観測し、大小2つの銀河団が秒速約1500kmの速度で衝突している証拠を捉えたことを発表した。
この測定は、銀河団プラズマ同士が衝突・合体している現場を世界で初めて直接的にとらえたものだという。
同成果は、宇宙科学研究所の田村隆幸助教、および大阪大学の林田清准教授、上田周太朗同大学院生、長井雅章同大学院生などの研究グループによるもので、2011年11月25日発行の
日本天文学会欧文研究報告(PASJ)「「すざく」+MAXI合同特集号(PASJ,vol.63,No.SP3」に掲載されることになっている。
宇宙の中で、星は銀河として集まり、銀河はまた銀河団という集団を作っている。宇宙最大の構造である銀河団からは1960年代にX線放射が見つかり、そこには星だけでなく
高温のプラズマが存在することが発見された。
その後の観測で、この1000万度から1億度という高温のプラズマの質量は星の総量を超えており、プラズマこそが宇宙にある(暗黒物質でない)普通の物質の最も主要な成分であることが
判明した。
http://news.mynavi.jp/news/2011/11/24/098/
【画像あり】「99.99%空気」世界一軽い材料で作られた金属 タンポポの綿の上にも載せられるwww凄すぎワロタwwwwww
カリフォルニア大学アーバイン校(UCI)、HRL研究所、カリフォルニア工科大学の研究チームが、
密度0.9mg/cm3という世界最軽量の材料を開発。断熱材などに使われる発泡体スタイロフォームの
1/100の重さしかないとのこと。電池の電極材料や、防音材、振動・衝撃吸収材などへの応用が考えられるとしています。
この材料は、独自のマイクロ・セル構造でつくられた金属で、その体積の99.99%が空気だといいます。
HRL研究所のTobias Schaedler氏によると、髪の毛の1/1000という薄い側壁をもつ中空のチューブ構造が
つながった結晶構造によって、このような超軽量材料が可能になったとのこと。
この材料には、50%超の歪みをかけても元の形状に戻れる優れた柔軟性があり、
非常に高いエネルギーを吸収できるという特性があります。
「体積をナノスケールまで小さくすると、材料の強度は強まります」とUCIの
機械・航空工学者 Lorenzo Valdevit氏は説明します。「この性質をマイクロレベルの
結晶構造制御と組み合わせることによって、独自のセル構造材料を作ったのです」
HRL研究所の構造材料グループ長 William Carter氏は、
今回の新材料を、もっとなじみ深い大建築物になぞらえて説明しています。
「エッフェル塔やゴールデン・ゲート・ブリッジのような近代建築物は、
(その大きさに対して)非常に軽量にできているのが特徴です。
私たちは、このコンセプトをナノ・マイクロスケールで取り入れることで革新的な軽量材料を実現しているんです」
http://blogos.com/article/25287/
【速報】 ニュートリノは異次元空間へ突入していた? この世界にパラレルワールドが存在する可能性!
アルバートアインシュタインは現代物理学の父と考えられている。
通常、私たちの肉体や物質の宇宙は、同じ時空連続体内に存在しています。
しかし数週間前、科学界はアインシュタインが間違っていたかもしれないというキーワード(ニュートリノ)を受け取った。
物理学者は陽子、中性子、電子などの粒子が質量を持っている理由を説明するために呼び出すことが粒子スイスの大型ハドロン衝突型加速器(LHC)の主な目的の一つに、とらえどころのない"神の粒子"やヒッグス粒子を見つけることがあります。
もしヒッグス粒子の生産に成功した場合、一部の科学者は、ヒッグスシングレットと呼ばれる第2の粒子を、作成できると予測している。
量子物理学によると、これらのシングレットは、未来または過去の時間に戻ったり、進んだりどちらかに移動できる余分な第五次元にジャンプする機能を持つ必要があります。
アットバンダービルト教授、トーマスワイラーによると、「タイムトラベルへのこのアプローチの魅力点の一つは、それはすべての大きなパラドックスを回避することである」とし、タイムトラベルは、これらの特殊な粒子に限定されているので、例えば人間自身が時間旅行するために、利用することは不可能です。
(過去へのジャンプ、例えば時間旅行者(人間)が誕生する以前の時間など)
しかし、ヒッグスのシングレットの生成を制御することができれば、ヒッグスの制御者は過去または未来にメッセージを送信することができます。
これはタイムトラベルのための扉を開きます。
ニュートリノは、人間が時間旅行のためのエネルギーの生成をすることができませんが、それらをエンコードする場合はいくつかのメッセージを並べ替えを運ぶことができるし、そのメッセージを受け取ることができるだろうと予測できます。(またそれは過去へのメッセージとしても到達する可能性があります)
<続く>
sssp://img.2ch.net/ico/boruzyoa.gif
<続き>
ドルトムントの教授ハインリッヒは、もしニュートリノが光より速い場合、その結果はアインシュタインが間違っていたと証明するならば、
その因果関係が破られなければならないとしました。これはタイムトラベルが可能であることを意味しています。
ニュートリノはショートカットを取ることができるような方法でワープしているかもしれない。
私達の3つの空間(縦、横、奥行き)に加えて、もう一つの次元があります。これは余分な次元、第5次元の空間を必要とするでしょう。
最近の亜原子粒子(ニュートリノなど)の実験によって提案された第5次元は、複数のディメンションの中にあり、
もしこの異次元が存在する場合、この発見の意味は、タイムトラベル以上の衝撃です。
今後新たな科学的なルールが、「それまで信じられていた既成概念」を塗り替える可能性が高い。
21世紀の新しい時代の夜明けを告げることができます。
http://www.mi2g.com/cgi/mi2g/frameset.php?pageid=http%3A//www.mi2g.com/cgi/mi2g/press/141111.php
CERNのローディングステーション
https://fbcdn-sphotos-a.akamaihd.net/hphotos-ak-ash4/302364_2512829614276_1059226035_2914893_1378514873_n.jpg
茨城の女子高生ら、化学の実験後に放置してカラオケ行ったら大発見…権威ある米専門誌に論文掲載へ
部活リケジョ、「化学」大発見、米誌に掲載へ
茨城県の女子高生らが新たな化学現象を発見し、権威のある米専門誌に論文が掲載されることが決まった。
専門家は「高校生の論文掲載は世界的な快挙。今後は彼女らの実験結果を、プロの化学者が後追い研究することになるだろう」とたたえている。
茨城県立水戸第二高の数理科学同好会に所属し、今春までに卒業した小沼瞳さん(19)
ら5人で、2008年2月の金曜日、「BZ反応」という実験を行った。酸化と還元の反応を
繰り返すことにより、水溶液の色が赤と青に交互に変わる。
その日、水溶液の色は想定通り赤で動かなくなった。メンバーは器具を片付けないまま
カラオケへ。ところが月曜日に実験室に戻ると、液は黄色くなっていた。
予想外のことで、観察を繰り返した結果、赤青の変化が一度止まった後、突然、始まった。
全く知られていない現象だったが、試薬の条件が整えば、5~20時間後に変化が再開
することを突き止めた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111117-00000731-yom-sci
京都大学で講義を受ける水戸第二高数理科学同好会
「BZ反応」実験内容日本語pdf:
http://ac.iit.tsukuba.ac.jp/pdf/ACreportH23/H23ACkagaku.pdf
ニュートリノやはり光より速かった 高精度で再実証 相対性理論厨もーダメポ…(;_;)
が17日、精度を高めた再度の実験でも、同じ結果が得られたと発表した。
実験は、スイス・ジュネーブ郊外にある欧州合同原子核研究機関(CERN)の加速器から人工的に作りだしたニュートリノを打ち出し、約730キロ離れたイタリアの研究所の検出器に到達するまでの時間と距離を測定している。
10月下旬から11月上旬にニュートリノが発生する時間をより厳密に測定したところ、同じ結果が得られたという。ただ、場所や距離の測定に全地球測位システム(GPS)を利用している点は前回と変わらない。
このGPSの精度を疑問視する指摘もあることから、研究グループでは「実験方法に関する疑問の一つは排除できたが、最終的な結論に達したわけではない」としている。
http://www.asahi.com/science/update/1118/TKY201111180425.html
【速報】産総研が開発した美少女ロボットの歩行が凄い 完全にいいケツ これは欲しい
Robot trying to walk like a lady finds it takes more than just legs (you have to know how to use them)
By Daily Mail Reporter
Last updated at 5:59 PM on 14th November 2011
Read more: http://www.dailymail.co.uk/sciencetech/article-2061469/Robot-trying-walk-like-lady-finds-takes-just-legs-know-use-them.html#ixzz1dkPTYpLC
新型アシモが凄すぎると話題に
ホンダは、二足歩行のロボット「ASIMO(アシモ)」の最新型を4年ぶりに発表しました。今度のASIMOも走るんですが、とっても速いんです。
蹴る、ジャンプする、そして、走る。あの「ASIMO」が、フルモデルチェンジしてさらに人間に近づきました。これまでできなかった片足や両足でのジャンプや、でこぼこ道も歩けるように。そして、体重を6キロ軽くしたことで、走る速度もこれまでの時速6キロから9キロへと格段に速くなりました。
さらに、3人から同時に受けた注文もそれぞれを認識してきちんと聞き分けます。そして、自在に動く手先を使ってポットの蓋を開け、飲み物をコップに注ぎます。
また、歩いてくる人をよけて先に進むこともできるほかにも、サッカーボールを蹴ったり、手話の動作も巧みに行ないます。新型アシモは今後、オフィスの受付や案内など人と共存する様々な場面で活躍が期待されています。
動画:http://www.youtube.com/watch?v=jQhTs8hfnzk
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4872373.html
【ノーベル賞】田中耕一さんが黒髪を代償にまたスゴい技術を開発
ノーベル化学賞を受賞した島津製作所の田中耕一フェローらのグループは8日、わずか血液1滴からさまざまな病気の早期診断ができる技術を開発したと発表した。
がんや生活習慣病などの病気になると、特定のたんぱく質(抗原)が血中に流れるが、微量でも漏れなく捕まえる抗体をつくることに成功した。
3年以内を目標に臨床研究の実施を目指すという。
抗体もやはりたんぱく質で、抗原と結合して免疫反応を起こす生体内のアンテナのような役割。
従来の抗体は、ほぼ固定された腕の部分に抗原が結合するのを待つような仕組み。田中さんらはバネ状の人工物(ポリエチレングリコール)を組み込み、前後左右に腕が伸びて抗原を幅広く捕まえるよう設計することに成功した。
この結果、多くの抗原をしっかり捕まえることができるようになり、抗原と抗体の結合力も高まった。
アルツハイマー病の発症にかかわる抗原を捕まえる抗体にこのバネを組み込むと、従来の100倍以上の結合力を示したという。
http://www.asahi.com/science/update/1108/TKY201111080534.html
血液1滴から病気診断
田中耕一さん@2002
田中耕一さん@2010
【速報】科学者「出力200ペタワット(20京W太陽より上)のレーザー作って宇宙切り裂く実験をする」
By Daily Mail Reporter
Last updated at 9:02 AM on 31st October 2011
Read more: http://www.dailymail.co.uk/sciencetech/article-2055360/Giant-1bn-laser-strong-tear-fabric-space-built-Britain.html#ixzz1cpkbS2iP
神に粒子のためのLarge Hadron Collider に次ぐ新たなる実験がスタートしようとしている
ELI project ELI(Extreme Light Infrastructure )Ultra-High Field Facility
内容は巨大で強烈レーザーを作り宇宙の構造そのものを沸騰させるものだという
真空状態の宇宙をレーザーで引き裂き神の粒子?を見つけるとか
暗黒物質や宇宙の謎の解明につながるらしい
なおレーザーには200 ペタワット必要だという(瞬間的に)
太陽の中心より強烈なレーザーを生成できるという
なお地球の大気に入る(地球の大気に放射される)エネルギーの総量はおよそ174ペタワット
関係ありそうな資料 出力違うが同内容の実験みたい
http://www.ile.osaka-u.ac.jp/Gekko-EXA/shushi.pdf
プラズマ物理の観点からは、このような超高強度レーザーと物質の相互作用により、
電子だけでなくイオンまで光速に近い速度に加速され、高エネルギー宇宙物理の世界
でしか観測することができなかった「相対論的プラズマ」を実験室に模擬することが
可能となります。同時に、相対論的電子やそれに伴うガンマ線を有効利用すればロー
レンツ因子の大きな「電子陽電子プラズマ」のジェットなど発生が可能です。
プラズマ物理の観点からは、このような超高強度レーザーと物質の相互作用により、
電子だけでなくイオンまで光速に近い速度に加速され、高エネルギー宇宙物理の世界
でしか観測することができなかった「相対論的プラズマ」を実験室に模擬することが
可能となります。同時に、相対論的電子やそれに伴うガンマ線を有効利用すればロー
レンツ因子の大きな「電子陽電子プラズマ」のジェットなど発生が可能です。
【若返り】 "細胞のテロメアも若返ったように元の長さに戻っていた" 101歳からiPS作ったら効果抜群
仏モンペリエ大学のチームが初めて成功した。
高齢者の再生医療、細胞の若返りにつながる成果で、研究チームは、米生物学誌に発表した。
細胞は約50回ほど分裂して寿命を迎える。染色体の端にあり、細胞の寿命に関わる「テロメア」が分裂のたびに短くなるためだ。
高齢者の細胞はテロメアが短い割合が高く、テロメアが短い細胞ほどiPS細胞が作製しにくいことが知られている。
研究チームは、京都大の山中伸弥教授がiPS細胞開発に使った4種類の遺伝子(山中因子)に、
「Nanog」と「LIN28」という2種類の遺伝子を加えると、高齢者のiPS細胞の作製効率が3倍に向上することを確認。
この6遺伝子を、92~101歳の4人の皮膚細胞に導入したところ、いずれもiPS細胞になり、軟骨や筋肉、神経などの細胞に変化できた。
これら細胞のテロメアも若返ったように元の長さに戻っていた。
(2011年11月5日19時32分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20111105-OYT1T00694.htm?from=main2
【速報】ニュートリノの計測が間違っていた件
ストーリーby reo 2011年10月10日 12時45分
重力項の導入は簡単なのかしらん 部門より
capra 曰く、
CERN (欧州原子核研究機構) が実験で計測したという光速超えのニュートリノについて、「光速を超えた」ように見えた原因は計測に使用した時計のシンクロにあるのではないかとする論文が発表された (arXiv:1109.6160v2、Nature News の記事、本家 /. 記事より) 。
光速超えのニュートリノを計測したのは、OPERA (Oscillation Project with Emulsion-tRacking Apparatus) というニュートリノ検出装置を使った実験。ニュートリノはスイスのジュネーブの CERN から、イタリアのグランサッソ研究所まで地下経由で 731 km の距離を飛ばされ、その時間が計測された。
ニュートリノの計測には、始点と終点にて 2 つの時計が必要となる。これらの時計は同じ衛星を使った GPS 信号を用いて同期されているが、この度発表された論文では重力の影響によって時計が異なる速度で時を刻んでいたのではないかとの説を唱えている。論文は、地球の中心からの距離の違いによって、始点である CERN の方が終点のグランサッソ研究所よりも重力が僅かに強いことに言及。このため CERN の時計は終点の時計よりも僅かに遅く進んでおり、この点が考慮されていなかった可能性について指摘しているとのこと。
なお、OPERA 実験チームは現在この分析を精査しているとのことである。
http://science.slashdot.jp/story/11/10/10/0247232/
超光速素粒子ニュートリノ、27日から検証実験 相対論の行方、世界が注目
2011.10.23 01:07
http://sankei.jp.msn.com/science/news/111023/scn11102301140000-n1.htm
【日本はじまた】レアメタル使わない電池開発、しかも従来の2倍近い電気を蓄えられる。
10月17日 5時48分
パソコンや携帯電話などに使われるリチウムイオン電池を、価格の変動が大きいレアメタルの一種、コバルトを使わず作り出すことに、大阪大学などの研究グループが成功しました。価格も安く、より軽いリチウムイオン電池作りにつながると期待されています。
>もっと詳しく
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20111017/t10013300682000.html
【動画あり】あのキモすぎる四脚ロボット「BigDog」が進化 来年にもアメリカ海兵隊で試験運用
http://www.youtube.com/watch?v=SSbZrQp-HOk&feature=player_embedded
押しても倒れない犬型ロボット 軍事利用も
アメリカで、犬のように歩くロボットが開発された。
アメリカの会社が開発したロボット「アルファ・ドッグ」は、石が敷き詰められた段差を4本の足を使って上ることができる。
足元がおぼつかないようにも見えるが、大人2人が押しても倒れない。
ロイター通信によると、一度に180キロの荷物を運ぶことができる。同じ会社が開発した前のモデルは、急な坂道だけでなく、
雪道や凍った道も倒れずに進む。
アルファ・ドッグは、来年にもアメリカ海兵隊で試験運用される予定だという。
http://news24.jp/articles/2011/10/04/10191916.html
BigDog
http://www.youtube.com/watch?v=W1czBcnX1Ww&feature=player_embedded
夢が撮られちゃう? 米研究員ら、脳活動から映像復元
人の心に映るものを再現するシステム
夢で見ていたことが、映像として再現できるかも――。
そんなSF映画みたいな技術を米カリフォルニア大学バークリー校の西本伸志研究員らのチームが開発し、米専門誌カレント・バイオロジーに発表した。
西本さんらは機能的磁気共鳴断層撮影(fMRI)を使い、人が動画を見ている時の血流の変化などの脳活動を記録。血流の状態と映像との関係をモデル化し、1800万秒(5千時間)の動画を組み合わせて復元するプログラムをつくった。
3人の協力者が映画の予告編を見ているときの脳活動の記録を入力したところ、その予告編によく似た動画ができた。ややぼんやりしているが、人物が映ったときは人物らしきものが現れた。ほかにも砂漠でゾウが歩いているシーンでは、黒い固まりが移動する光景が見えた。
再構成された画像は、 http://newscenter.berkeley.edu/2011/09/22/brain-movies/で見ることができる。
ソース
http://www.asahi.com/science/update/0930/TKY201109290669.html
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/dqnplus/1317539481/