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【科学】 できるか星新一の新作 人工知能が「ショートショート」制作挑戦
1 名前:九段の社で待っててねφ ★[sage] 投稿日:2012/09/06(木) 19:06:01.01 ID:???0
公立はこだて未来大(北海道函館市)の松原仁教授らは6日、SF作家の星新一さんが得意とした
「ショートショート」と呼ばれるジャンルの小説を、人工知能(AI)を搭載したコンピューターに
制作させる試みを始めると発表した。
ショートショートは400字詰め原稿用紙で十数枚程度の短い物語で、星さんの作品は平易な文章や
分かりやすい構造が特徴。松原教授は「AIに人間の感性を扱わせたい」として、5年以内に完成させ、
AIがつくったと分からないように、ペンネームでコンテストに応募することを目指す。
ソース 西日本新聞 2012年9月6日
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/322609
10 名前:名無しさん@13周年[sage] 投稿日:2012/09/06(木) 19:12:05.22 ID:Crnsng3+0
この試み自体がショートショートっぽいな。
31 名前:名無しさん@13周年[] 投稿日:2012/09/06(木) 19:17:33.77 ID:kgzUr5uDO
>>10
俺もそう思った
11 名前:名無しさん@13周年[] 投稿日:2012/09/06(木) 19:12:16.11 ID:jITb0ii/0
ふるぼっこちゃん
42 名前:名無しさん@13周年[] 投稿日:2012/09/06(木) 19:21:14.81 ID:/LAjRgxa0
このショートショートの結末がいまから楽しみだわ
63 名前:名無しさん@13周年[sage] 投稿日:2012/09/06(木) 19:27:51.23 ID:V1J1lmLy0
日本で本当のSFが書けるのは、
星新一と小松左京だけ。
72 名前:名無しさん@13周年[sage] 投稿日:2012/09/06(木) 19:30:15.56 ID:MOlYq2tR0
>>63
いま筒井康隆が猟銃持ってオマエの家に向かってるよ
81 名前:名無しさん@13周年[sage] 投稿日:2012/09/06(木) 19:32:46.23 ID:aDxZzYvD0
>>72
猫と真珠湾思い出した
80 名前:名無しさん@13周年[] 投稿日:2012/09/06(木) 19:32:40.02 ID:7ue7yPU+0
星さんが
作品を平易な文章や分かりやすい構造にするために
どれだけ推敲しまくったか、知ってるのだろうか
文庫化とかで、しょっちゅう手を入れる人でもあった
なお、手塚治虫もそういうタイプだった
389 名前:名無しさん@13周年[] 投稿日:2012/09/07(金) 14:44:46.06 ID:XOeJSlkA0
>>80
あんな短い話をちょちょいと書いてラクな商売でいいですな
とかよく言われる度に絞め殺してやりたいって思ってたそうだなw
394 名前:名無しさん@13周年[sage] 投稿日:2012/09/07(金) 14:52:30.19 ID:JSFPlJjO0
>>389
それで小松左京が出版社に交渉して原稿1枚につき○○円から
ショートショート1作品につき○○円に変更させたとか。
41 名前:名無しさん@13周年[sage] 投稿日:2012/09/06(木) 19:20:53.11 ID:0xsQHIUHP
書いた小説がAIが人間を支配する話しか書かなかったら怖いな
何作書かせても最終的にそこに落とそうとすんの
83 名前:名無しさん@13周年[] 投稿日:2012/09/06(木) 19:33:40.59 ID:mt/xBP/j0
「すばらしい!」
ひっそりとした研究室である文庫本を持ちながらM博士は一人叫んだ。
M博士は研究一筋の人生を歩み、今まで娯楽小説の類いを読んだことがなかった。
すぐその本の作者のことを調べたが作者は20年ほど前に亡くなっていたのだ。
「よし、この作者と同じ、いや、越える作品を書くロボットを開発しよう」
質問に来た学生を尻目に博士は研究にいそしんだ。
それから博士はその作者のことだけでなく世の中の喜怒哀楽や歴史、科学、呪術までプログラムし、ロボットに教えた。
すべての作業が終わり、いざ小説を書かせようとしたが、ロボットはなにも書かない。
博士は「どうした?」と声をかけるとロボットはただ一行をモニターに映した
ゲンコウリョウガホシイ
157 名前:名無しさん@13周年[] 投稿日:2012/09/06(木) 19:59:25.45 ID:nvjNB2p5O
>>83
面白い(笑)
ラスト一行はアイデア次第でいろいろ変えてもありじゃないか
103 名前:名無しさん@13周年[sage] 投稿日:2012/09/06(木) 19:42:38.70 ID:by9w6x940
「やったぞ。ついに完成じゃ」N氏は叫んだ。「博士、それはなんですか?」助手がたずねた。
「これはな、自動小説製作機じゃ」「自動小説製作機?」
「この人工知能を搭載したコンピューターには、古今東西の作家の特徴がインプットしてある」
「それはすごい」
「よし、さっそくこれで小説を書いてコンクールに応募しよう」
博士は機械のスイッチを入れた。銀色の機械から原稿用紙が次々と出てきた。
博士は希望に満ちた表情でそれを読んでいたが、徐々にその顔は険しくなった。
「博士、どうしました?」助手がたずねた。
「実験は失敗だ」
「なぜ?」
「これを読んでみたまえ」
助手は博士から手渡された原稿用紙に目を通した。
そこには
122 名前:名無しさん@13周年[] 投稿日:2012/09/06(木) 19:46:19.14 ID:/XAZiYe70
>>103
一行目に戻るわけか?(w
129 名前:名無しさん@13周年[sage] 投稿日:2012/09/06(木) 19:48:52.04 ID:gC3VZutN0
>>122
ややこしいなw
136 名前:名無しさん@13周年[] 投稿日:2012/09/06(木) 19:51:01.59 ID:kGqZe07eO
“星新一の全ての情報をプログラムしたコンピューターにSSを書かせようとしたら
「自分で考えなさい」と印刷された”って作品があったな
182 名前:名無しさん@13周年[] 投稿日:2012/09/06(木) 20:10:33.82 ID:K6YxpbMr0
この宇宙は神の創ったショートショートだよ。
124 名前:名無しさん@13周年[sage] 投稿日:2012/09/06(木) 19:46:41.32 ID:M6K2vZUO0
「終末の日」に匹敵するものを生み出したら認めざるをえない
142 名前:名無しさん@13周年[] 投稿日:2012/09/06(木) 19:52:55.52 ID:6Bz9a8JNO
>>124
あれはすごかった。最後の一行で鳥肌たった。
172 名前:名無しさん@13周年[] 投稿日:2012/09/06(木) 20:07:40.05 ID:IB8j2SZJ0
うわっ、楽しみ
星新一って、確か「誰が」「何を」「どうしたのか」を幾つか書いた紙をばら撒いて、
拾って、そのお題で作品を執筆したんだよな
213 名前:名無しさん@13周年[sage] 投稿日:2012/09/06(木) 20:33:26.81 ID:CEmh2DtS0
>>172
へー、そうだったんだ
知らんかった
193 名前:名無しさん@13周年[sage] 投稿日:2012/09/06(木) 20:15:37.08 ID:oP2okmQh0
>>172
「猫が」「オデンを」「三振した」で誰か頼む。
583 名前:名無しさん@13周年[] 投稿日:2012/09/08(土) 14:58:51.59 ID:vmmljDQX0
>>193
しゃーねーな。
俺はしがないリリーフピッチャーだ。チームも万年Bクラス。
今日も大事な場面で使ってもらったが、三振を奪えずチームは負けた。
恐らく次にリリーフ失敗したら2軍降板は確実だ、もう、投手としては潮時なのだろうか。
試合が終って深夜にコンビニに立寄る。
安いカップ酒でも飲んで寝ようと思ったのだ。
もう、5月だというのにおでんが売っていた。
別に好きでは無かったが、つまむにはちょうどよい気がした。
ボロアパートには拾った猫が居た。
拾ったその日に初勝利を上げたので、ゲンを担いで飼い始めたのだ。大家は特に何も言わなかったし。
「ありゃ・・・」買い置きのキャットフードが切れていた。
仕方なく俺は猫におでんを分け与えた。美味そうに食う。
「もともと魚だしなぁ」
俺は次の日に連続三振を奪い。チームは勝利した。
どうやら試合前日の猫の飯はしばらくコンビニおでんになりそうだ。
単なるゲン担ぎだったのに、俺はリリーフから先発にまで昇格してしまった。
こうなると単なるゲン担ぎでは済まない、神頼み、いや、猫頼みだ。
効果は抜群だった。月間MVPにまで選ばれた。
だが、その日に限って俺は三振が奪えずチームは惨敗した。
つづく
584 名前:名無しさん@13周年[] 投稿日:2012/09/08(土) 15:01:23.97 ID:vmmljDQX0
>>583
猫の神通力もここまでかと思ったがそうでは無かった。次は大丈夫だったのだ。
なにか原因がある筈だと思い返した。
「ああ、こんにゃくか」
こいつがこんにゃくを食べれば食べるほど俺は三振を奪えるのだ。
俺は試しにこんにゃくだけを与えてみた。
だが、結果は見向きもしなかった。そりゃそうだろう。
こいつが食べるのはおでんのこんにゃくだけなのだ。
仕方なくそのこんにゃくは俺が使うことにした。
その後はしばらく順調だった。だが、事件が起きた。
行きつけのコンビニからおでんが撤去されていたのだ。
考え末に自分で作ることにした。
深夜に営業しているスーパーを俺は知らない。
だから必然的に冷蔵庫の余りもので作るしかなかった。
「こんにゃくは・・・俺が使用したやつか、最低だな俺は」
だが、その日のおでんの食いつきは予想以上に良かった。
そして、その日の先発で俺はノーヒットノーランをやらかした。
初めて先輩にそういうお店に連れて行ってもらい。
俺は夜の法はホームラン王になれるんじゃないかって、舞い上がった。
いや、後から思えば思い上がったのだ。
その後もトントン拍子で昼も夜も順調だった。
チームはリーグ優勝を果たし、俺は奪三振王のタイトルを奪った。
その日はビールかけの後で酔った俺は感謝すべき猫に餌もやらず眠った。
俺は明け方に痛みで目を覚ます。
そこには夜のホームラン王からバットをへし折った猫の姿があった。 おわり。
626 名前:名無しさん@13周年[sage] 投稿日:2012/09/08(土) 22:57:25.62 ID:qM5DwrCL0
>>583
>>584
なんだ、ただの神か。。。
2chも、たまにこういうのがあるから、辞められない。
お題にそって作った割に、オチがちゃんとオチている
313 名前:名無しさん@13周年[sage] 投稿日:2012/09/07(金) 03:37:07.12 ID:EhVyZFbs0
『コビト』 はまだ文庫で読めるのかな。
サーカスの団長に虐められるコビト。
噂がひろがり、そのうち人権団体がやってきて抗議する。
コビトは悲しげに答える。「団長さんがいないと私は生きていけません・・・」
ヒューマニズムに燃えた人々は裁判を起こし、ついにコビトは人権や選挙権を得た。
団長は泣きながら「私は苛めたくなかった。コビトに殺すと脅されやったのだ・・・」
気でも狂ったのか。
コビトは高らかに笑い、叫ぶ。
「力の弱いコビト族はこの日を待ち望んでいたのだ。これで合法的に世界を支配できる」
何万、何十万のどころではない。コビトがアチコチの穴から出てきた。
星新一のショート・ショートを読んでると、現代に当てはまってるものが多いな。
316 名前:名無しさん@13周年[sage] 投稿日:2012/09/07(金) 03:51:30.97 ID:QKjdRqTsO
>>313
ちっと寒気した
377 名前:名無しさん@13周年[] 投稿日:2012/09/07(金) 13:28:34.88 ID:Kd/TTRk6O
星新一ファンの自分が来ましたよ
コンピュータにあの人間くさいウィットに富んだオチが書けるのかなあ
と思いつつも、書けるなら面白いと思う自分はやはり星ファンだなと思う
139 名前:名無しさん@13周年[sage] 投稿日:2012/09/06(木) 19:52:03.02 ID:Ce7Z2MqI0
しかしここまで読んで驚いたのはまだほとんどの人が小説を人間が書いていると思っていることだ
現在流通してる小説の99%は10年ぐらい前からすでにコンピュータが・・・・
公立はこだて未来大(北海道函館市)の松原仁教授らは6日、SF作家の星新一さんが得意とした
「ショートショート」と呼ばれるジャンルの小説を、人工知能(AI)を搭載したコンピューターに
制作させる試みを始めると発表した。
ショートショートは400字詰め原稿用紙で十数枚程度の短い物語で、星さんの作品は平易な文章や
分かりやすい構造が特徴。松原教授は「AIに人間の感性を扱わせたい」として、5年以内に完成させ、
AIがつくったと分からないように、ペンネームでコンテストに応募することを目指す。
ソース 西日本新聞 2012年9月6日
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/322609
10 名前:名無しさん@13周年[sage] 投稿日:2012/09/06(木) 19:12:05.22 ID:Crnsng3+0
この試み自体がショートショートっぽいな。
31 名前:名無しさん@13周年[] 投稿日:2012/09/06(木) 19:17:33.77 ID:kgzUr5uDO
>>10
俺もそう思った
11 名前:名無しさん@13周年[] 投稿日:2012/09/06(木) 19:12:16.11 ID:jITb0ii/0
ふるぼっこちゃん
42 名前:名無しさん@13周年[] 投稿日:2012/09/06(木) 19:21:14.81 ID:/LAjRgxa0
このショートショートの結末がいまから楽しみだわ
63 名前:名無しさん@13周年[sage] 投稿日:2012/09/06(木) 19:27:51.23 ID:V1J1lmLy0
日本で本当のSFが書けるのは、
星新一と小松左京だけ。
72 名前:名無しさん@13周年[sage] 投稿日:2012/09/06(木) 19:30:15.56 ID:MOlYq2tR0
>>63
いま筒井康隆が猟銃持ってオマエの家に向かってるよ
81 名前:名無しさん@13周年[sage] 投稿日:2012/09/06(木) 19:32:46.23 ID:aDxZzYvD0
>>72
猫と真珠湾思い出した
80 名前:名無しさん@13周年[] 投稿日:2012/09/06(木) 19:32:40.02 ID:7ue7yPU+0
星さんが
作品を平易な文章や分かりやすい構造にするために
どれだけ推敲しまくったか、知ってるのだろうか
文庫化とかで、しょっちゅう手を入れる人でもあった
なお、手塚治虫もそういうタイプだった
389 名前:名無しさん@13周年[] 投稿日:2012/09/07(金) 14:44:46.06 ID:XOeJSlkA0
>>80
あんな短い話をちょちょいと書いてラクな商売でいいですな
とかよく言われる度に絞め殺してやりたいって思ってたそうだなw
394 名前:名無しさん@13周年[sage] 投稿日:2012/09/07(金) 14:52:30.19 ID:JSFPlJjO0
>>389
それで小松左京が出版社に交渉して原稿1枚につき○○円から
ショートショート1作品につき○○円に変更させたとか。
41 名前:名無しさん@13周年[sage] 投稿日:2012/09/06(木) 19:20:53.11 ID:0xsQHIUHP
書いた小説がAIが人間を支配する話しか書かなかったら怖いな
何作書かせても最終的にそこに落とそうとすんの
83 名前:名無しさん@13周年[] 投稿日:2012/09/06(木) 19:33:40.59 ID:mt/xBP/j0
「すばらしい!」
ひっそりとした研究室である文庫本を持ちながらM博士は一人叫んだ。
M博士は研究一筋の人生を歩み、今まで娯楽小説の類いを読んだことがなかった。
すぐその本の作者のことを調べたが作者は20年ほど前に亡くなっていたのだ。
「よし、この作者と同じ、いや、越える作品を書くロボットを開発しよう」
質問に来た学生を尻目に博士は研究にいそしんだ。
それから博士はその作者のことだけでなく世の中の喜怒哀楽や歴史、科学、呪術までプログラムし、ロボットに教えた。
すべての作業が終わり、いざ小説を書かせようとしたが、ロボットはなにも書かない。
博士は「どうした?」と声をかけるとロボットはただ一行をモニターに映した
ゲンコウリョウガホシイ
157 名前:名無しさん@13周年[] 投稿日:2012/09/06(木) 19:59:25.45 ID:nvjNB2p5O
>>83
面白い(笑)
ラスト一行はアイデア次第でいろいろ変えてもありじゃないか
103 名前:名無しさん@13周年[sage] 投稿日:2012/09/06(木) 19:42:38.70 ID:by9w6x940
「やったぞ。ついに完成じゃ」N氏は叫んだ。「博士、それはなんですか?」助手がたずねた。
「これはな、自動小説製作機じゃ」「自動小説製作機?」
「この人工知能を搭載したコンピューターには、古今東西の作家の特徴がインプットしてある」
「それはすごい」
「よし、さっそくこれで小説を書いてコンクールに応募しよう」
博士は機械のスイッチを入れた。銀色の機械から原稿用紙が次々と出てきた。
博士は希望に満ちた表情でそれを読んでいたが、徐々にその顔は険しくなった。
「博士、どうしました?」助手がたずねた。
「実験は失敗だ」
「なぜ?」
「これを読んでみたまえ」
助手は博士から手渡された原稿用紙に目を通した。
そこには
122 名前:名無しさん@13周年[] 投稿日:2012/09/06(木) 19:46:19.14 ID:/XAZiYe70
>>103
一行目に戻るわけか?(w
129 名前:名無しさん@13周年[sage] 投稿日:2012/09/06(木) 19:48:52.04 ID:gC3VZutN0
>>122
ややこしいなw
136 名前:名無しさん@13周年[] 投稿日:2012/09/06(木) 19:51:01.59 ID:kGqZe07eO
“星新一の全ての情報をプログラムしたコンピューターにSSを書かせようとしたら
「自分で考えなさい」と印刷された”って作品があったな
182 名前:名無しさん@13周年[] 投稿日:2012/09/06(木) 20:10:33.82 ID:K6YxpbMr0
この宇宙は神の創ったショートショートだよ。
124 名前:名無しさん@13周年[sage] 投稿日:2012/09/06(木) 19:46:41.32 ID:M6K2vZUO0
「終末の日」に匹敵するものを生み出したら認めざるをえない
142 名前:名無しさん@13周年[] 投稿日:2012/09/06(木) 19:52:55.52 ID:6Bz9a8JNO
>>124
あれはすごかった。最後の一行で鳥肌たった。
172 名前:名無しさん@13周年[] 投稿日:2012/09/06(木) 20:07:40.05 ID:IB8j2SZJ0
うわっ、楽しみ
星新一って、確か「誰が」「何を」「どうしたのか」を幾つか書いた紙をばら撒いて、
拾って、そのお題で作品を執筆したんだよな
213 名前:名無しさん@13周年[sage] 投稿日:2012/09/06(木) 20:33:26.81 ID:CEmh2DtS0
>>172
へー、そうだったんだ
知らんかった
193 名前:名無しさん@13周年[sage] 投稿日:2012/09/06(木) 20:15:37.08 ID:oP2okmQh0
>>172
「猫が」「オデンを」「三振した」で誰か頼む。
583 名前:名無しさん@13周年[] 投稿日:2012/09/08(土) 14:58:51.59 ID:vmmljDQX0
>>193
しゃーねーな。
俺はしがないリリーフピッチャーだ。チームも万年Bクラス。
今日も大事な場面で使ってもらったが、三振を奪えずチームは負けた。
恐らく次にリリーフ失敗したら2軍降板は確実だ、もう、投手としては潮時なのだろうか。
試合が終って深夜にコンビニに立寄る。
安いカップ酒でも飲んで寝ようと思ったのだ。
もう、5月だというのにおでんが売っていた。
別に好きでは無かったが、つまむにはちょうどよい気がした。
ボロアパートには拾った猫が居た。
拾ったその日に初勝利を上げたので、ゲンを担いで飼い始めたのだ。大家は特に何も言わなかったし。
「ありゃ・・・」買い置きのキャットフードが切れていた。
仕方なく俺は猫におでんを分け与えた。美味そうに食う。
「もともと魚だしなぁ」
俺は次の日に連続三振を奪い。チームは勝利した。
どうやら試合前日の猫の飯はしばらくコンビニおでんになりそうだ。
単なるゲン担ぎだったのに、俺はリリーフから先発にまで昇格してしまった。
こうなると単なるゲン担ぎでは済まない、神頼み、いや、猫頼みだ。
効果は抜群だった。月間MVPにまで選ばれた。
だが、その日に限って俺は三振が奪えずチームは惨敗した。
つづく
584 名前:名無しさん@13周年[] 投稿日:2012/09/08(土) 15:01:23.97 ID:vmmljDQX0
>>583
猫の神通力もここまでかと思ったがそうでは無かった。次は大丈夫だったのだ。
なにか原因がある筈だと思い返した。
「ああ、こんにゃくか」
こいつがこんにゃくを食べれば食べるほど俺は三振を奪えるのだ。
俺は試しにこんにゃくだけを与えてみた。
だが、結果は見向きもしなかった。そりゃそうだろう。
こいつが食べるのはおでんのこんにゃくだけなのだ。
仕方なくそのこんにゃくは俺が使うことにした。
その後はしばらく順調だった。だが、事件が起きた。
行きつけのコンビニからおでんが撤去されていたのだ。
考え末に自分で作ることにした。
深夜に営業しているスーパーを俺は知らない。
だから必然的に冷蔵庫の余りもので作るしかなかった。
「こんにゃくは・・・俺が使用したやつか、最低だな俺は」
だが、その日のおでんの食いつきは予想以上に良かった。
そして、その日の先発で俺はノーヒットノーランをやらかした。
初めて先輩にそういうお店に連れて行ってもらい。
俺は夜の法はホームラン王になれるんじゃないかって、舞い上がった。
いや、後から思えば思い上がったのだ。
その後もトントン拍子で昼も夜も順調だった。
チームはリーグ優勝を果たし、俺は奪三振王のタイトルを奪った。
その日はビールかけの後で酔った俺は感謝すべき猫に餌もやらず眠った。
俺は明け方に痛みで目を覚ます。
そこには夜のホームラン王からバットをへし折った猫の姿があった。 おわり。
626 名前:名無しさん@13周年[sage] 投稿日:2012/09/08(土) 22:57:25.62 ID:qM5DwrCL0
>>583
>>584
なんだ、ただの神か。。。
2chも、たまにこういうのがあるから、辞められない。
お題にそって作った割に、オチがちゃんとオチている
313 名前:名無しさん@13周年[sage] 投稿日:2012/09/07(金) 03:37:07.12 ID:EhVyZFbs0
『コビト』 はまだ文庫で読めるのかな。
サーカスの団長に虐められるコビト。
噂がひろがり、そのうち人権団体がやってきて抗議する。
コビトは悲しげに答える。「団長さんがいないと私は生きていけません・・・」
ヒューマニズムに燃えた人々は裁判を起こし、ついにコビトは人権や選挙権を得た。
団長は泣きながら「私は苛めたくなかった。コビトに殺すと脅されやったのだ・・・」
気でも狂ったのか。
コビトは高らかに笑い、叫ぶ。
「力の弱いコビト族はこの日を待ち望んでいたのだ。これで合法的に世界を支配できる」
何万、何十万のどころではない。コビトがアチコチの穴から出てきた。
星新一のショート・ショートを読んでると、現代に当てはまってるものが多いな。
316 名前:名無しさん@13周年[sage] 投稿日:2012/09/07(金) 03:51:30.97 ID:QKjdRqTsO
>>313
ちっと寒気した
377 名前:名無しさん@13周年[] 投稿日:2012/09/07(金) 13:28:34.88 ID:Kd/TTRk6O
星新一ファンの自分が来ましたよ
コンピュータにあの人間くさいウィットに富んだオチが書けるのかなあ
と思いつつも、書けるなら面白いと思う自分はやはり星ファンだなと思う
139 名前:名無しさん@13周年[sage] 投稿日:2012/09/06(木) 19:52:03.02 ID:Ce7Z2MqI0
しかしここまで読んで驚いたのはまだほとんどの人が小説を人間が書いていると思っていることだ
現在流通してる小説の99%は10年ぐらい前からすでにコンピュータが・・・・
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